私たちは人にやさしい/その人らしくある建築都市空間のあり方を日々探求しています

人の多様性を中心とした4つの研究フレーム


人にやさしい/その人らしくある空間


人にやさしい空間 (人)←(空間)

人にやさしい空間とは居心地の良さ(優しい)とわかりやすさ(易しい)が同居する空間のこと。しかし、わかりやすさが管理側に偏ると常に見張られた居心地の悪い空間となることがあります。

|その人らしくある空間 (人)→(空間)

その人らしくある空間とは一人一人の多様性と人と環境の良好な関係性が両立する空間のこと。しかし、環境が一方的に決定されると限られた人・使い方しか許されない空間となることがあります。

|生活環境の計画 (人ー空間)

人工環境に囲まれ情報にあふれた現代は、監視や排除の世界に分断されやすく人間や社会の変化に脆弱です。豊かでしなやかな生活環境は、一人一人の必要(ニーズ)に根ざした知恵の蓄積から生まれます。


研究テーマ例

|施設研究

高齢者・障害者の施設に関する研究、乳幼児施設や子育て支援施設に関する研究、図書館等の社会教育施設に関する研究、ユニバーサル・デザインの建築空間に関する研究、など

|地域研究

施設と地域の相互浸透に関する研究、住宅地の愛着形成に関する研究、歴史的建造物の活用・地域における生態的保全に関する研究、人の繋がりをつくる仕組みの地域継承に関する研究、など

|住居研究

高齢期の住居・住環境・外出環境に関する研究、孤立を防ぐシェア・コハウジングなどの住まい方に関する研究、SOHOなどの働き方に関する研究、空き家の福祉活用に関する研究、など

|参加研究

ワークショップなどの手法による地域参画方法の研究、住環境リテラシーや住教育に関する研究、子どもを対象とした環境心理・環境学習・地域参画に関する研究、など


新着順

横浜市立大学金沢八景キャンパスにおいて、地域と妊婦さんとの関係をつくるお産歩講座(第2回)に参加しました。今回も残念ながら妊婦さんの参加申し込みはなかったのですが、横浜市立大学(三輪ゼミ)、関東学院大学(看護学部)、東京都市大学(松橋ゼミ)、横浜国立大学(建築計画研究室)の4大学合同講座となりました。こども目線棒、ベビーバギー、妊産婦体験キットなどを用いた体験型の内容でした。幼児の歩く速度を意識しながら、歩く速度がすこしゆっくりになるだけで見えてくる世界が変わることに気がつきました。

横浜市立大学みなとみらいキャンパスにおいて、地域と妊婦さんとの関係をつくるお産歩講座(第1回)に参加しました。残念ながら妊婦さんの参加申し込みはなかったのですが、助産所の方や区役所の方が参加され、孤立しないためのお産歩マップづくりを体験。横国チームは大学西門周辺のお産歩マップをつくりました。出産・子育て目線で見ると、知っているようで意外と知らなかった場所をたくさん発見しました。何より、一人ではなくみんなでわいわい話しながらマップをつくることがポイントだと気づきました。

常盤台・羽沢地域では、昨年度に引き続きまちの中に居場所を実践的に作り出していく取り組みを今年度予定しています。5月25日には第60回ワークショップが開催され、一日限定でまちに居場所を生み出すための、モノ、コト、仕掛けなどについてアイデアを出し合いました。

4月 01

2023年度

「遊べるイスにみる地域の交流拠点のあり方-製作過程から利用における多世代交流の形-」

高等学校の家庭科副教材として作成された資料集、第7章「実践!住生活」のなかのコラム「建築学の世界を知ろう!」執筆(藤岡)。

横浜国大西門前に2009年に建設された横浜市常盤台地域ケアプラザ・コミュニティハウスを契機として、住民が主体となった福祉のまちづくりが進んでいます。研究室では、地域の課題に沿ったワークショップを年3~5回程度企画実施し、地域が自ら考えるためのプラットフォームを支援します。羽沢横浜国大まちづくり協議会とも連携し、地域の居場所づくりなどに取り組みます。

左近山団地(UR賃貸・分譲)と県営笹山団地では、横浜国大生の学生入居事業が同時進行中です。高齢化の進む住宅団地において、人的・物的な地域資源を活かした持続可能な多世代互助の仕組みづくりに取り組みます。 たとえば、左近山団地では2020年から地域ケアプラザと連携し、地域の高齢者や子どもが楽しみながら参加できる企画(講座)を学生参画で実施しています。将来の多世代シェア居住多世代コレクティブ居住などの新しい集合住宅の実現を目指します。

都市活動(仕事と住まい)の多様な更新を可能にしてきた防火帯建築と生活街区(立体町家街区)構想からまちを継ぐ作法を学び、歴史的中心地における都市のヘリテージ継承に取り組みます。子どもから大人まで、共に楽しみながら学べるオリジナル建築まちあるきプラン(マップ)を考案・実践し、生きたヘリテージ継承のあり方を考えます。