卒業研究・修士論文発表会
2025年度の卒業研究発表会(卒業論文発表会、卒業設計発表会)、修士論文発表会が無事に終了しました。建築計画研究室からは、今年は卒業論文5名、卒業設計2名、修士論文4名の研究発表を行いました。これからの社会が少しでも良くなるように、どれも自分だけのテーマを追い求めて取り組んだオリジナルな研究内容でした。皆さん良く頑張りました。お疲れ様でした。
人の多様性を中心とした4つの研究フレーム

人にやさしい/その人らしくある空間
|人にやさしい空間 (人)←(空間)
人にやさしい空間とは居心地の良さ(優しい)とわかりやすさ(易しい)が同居する空間のこと。しかし、わかりやすさが管理側に偏ると常に見張られた居心地の悪い空間となることがあります。
|その人らしくある空間 (人)→(空間)
その人らしくある空間とは一人一人の多様性と人と環境の良好な関係性が両立する空間のこと。しかし、環境が一方的に決定されると限られた人・使い方しか許されない空間となることがあります。
|生活環境の計画 (人ー空間)
人工環境に囲まれ情報にあふれた現代は、監視や排除の世界に分断されやすく人間や社会の変化に脆弱です。豊かでしなやかな生活環境は、一人一人の必要(ニーズ)に根ざした知恵の蓄積から生まれます。
研究テーマ例
|施設研究
高齢者・障害者の施設に関する研究、乳幼児施設や子育て支援施設に関する研究、図書館等の社会教育施設に関する研究、ユニバーサル・デザインの建築空間に関する研究、など
|地域研究
施設と地域の相互浸透に関する研究、住宅地の愛着形成に関する研究、歴史的建造物の活用・地域における生態的保全に関する研究、人の繋がりをつくる仕組みの地域継承に関する研究、など
|住居研究
高齢期の住居・住環境・外出環境に関する研究、孤立を防ぐシェア・コハウジングなどの住まい方に関する研究、SOHOなどの働き方に関する研究、空き家の福祉活用に関する研究、など
|参加研究
ワークショップなどの手法による地域参画方法の研究、住環境リテラシーや住教育に関する研究、子どもを対象とした環境心理・環境学習・地域参画に関する研究、など
新着順
2025年度の卒業研究発表会(卒業論文発表会、卒業設計発表会)、修士論文発表会が無事に終了しました。建築計画研究室からは、今年は卒業論文5名、卒業設計2名、修士論文4名の研究発表を行いました。これからの社会が少しでも良くなるように、どれも自分だけのテーマを追い求めて取り組んだオリジナルな研究内容でした。皆さん良く頑張りました。お疲れ様でした。
12月4日(木)17時から、YGSAパワープラントホールにて、近畿大学・韓勝旭 先生による特別講義が開かれました。朝鮮戦争の際に避難してきた人々が集住して非計画的につくられた斜面地集落で、韓国のマチュピチュとも称される釜山甘川文化村(カムチョン ムナマウル)の活性化や都市再生に長く取り組んでこられた立場と現在の研究者としての立場の両面から、経年経過した集落(住宅地)の継承とはどうあるべきか、誰のための継承であるべきか、示唆に富む内容でした。韓先生ありがとうございました。今後も定期的に建築計画特別講義シリーズを開催します。
羽沢横浜国大駅のある羽沢・常盤台地域で10/11、10/18の両日、学びフェスが開催されました。これはまちの人が先生となり、さまざまな授業を実施し、多世代がふらっと寄れる居場所をつくろうという目的のもの実施されたものです。10/18は、横浜国大の時野谷先生によるeスポーツ講座や、小泉さん・今野さんによるお米と日本酒講座などが、YNU羽沢ベースで開催されました。屋外では、羽沢長谷公園での昔あそび講座や、羽沢横国まちづくり協議会により地域に設置が進む「サイン」(道案内や地域の魅力案内板)を巡るまちあるき講座などが開催されました。たくさんの方にご参加・ご協力いただきありがとうございました。
横浜国立大学建築教育の100年を振り返り、未来を考える 2025年、横浜国立大学の建築教育は100年の節目を迎えました。本書は、1925年に創設された横浜高等工業学校建築学科を起点とする、100年間にわたる横浜国大建築学科の歩みを体系的にまとめた、初の公式記録本です。 第I部では、横浜国大建築学科が誕生した1925年から、Y-GSAが設立し現行の教育制度の基盤が整った2007年までの建築教育の変遷を、四つの章に分けて振り返ります。第II部は、近年の教育と研究の実践を取り上げ、現在から未来へと続く建築教育の姿を、同じく四章にわたって描いています。...
今年のゼミ旅行は、9月17日-18日にかけて、山梨・清春芸術村と長野・茅野市民館を訪れました。茅野では藤森照信建築も多数見学しました。清春芸術村は広い敷地に複数の施設が立地する芸術文化複合施設で、安藤忠雄や谷口吉生による作品もありますが、エコール・ド・パリの時代の芸術家の巣窟(アトリエ兼住居)として有名なラ・リューシュのレプリカも見所のひとつ。茅野市民館(2005年竣工、設計:古谷誠章+NASCA+茅野市設計事務所協会 JV、2007年日本建築学会賞ほか)では施設職員の方に館内をご案内いただき、20年の長きにわたり市民に親しまれている建築を学びました。藤森建築は独特な存在感のものばかりですが、土地に根ざした建築の迫力に圧倒されました。天候はやや雨模様でしたが今年も学びの多い旅となりました。
2025年9月10日から12日にかけて九州大学にて日本建築学会大会(学術講演発表会)が開催されました。研究室からは以下の8編の研究発表を行いました(仕事等の都合で1名欠席)。みなさんお疲れ様でした。
横浜市には「地域ケアプラザ」と呼ばれる独自の身近な福祉拠点があります。地域包括支援センターやデイサービスなどが入っているため、高齢者や障害者のための施設と思われがちですが、子ども、親子など誰でも訪れることができるワンストップサービス施設で、何かあれば他の専門機関につないでくれます。研究室では以前からさまざまな出前講座をケアプラザと共同で企画してきました。地域の子どもたちに施設に来てもらい、もっと知ってもらおうという「小学生ケアプラザ★もっと知って事業 」もその一つ。施設と地域が相互に浸透しあう関係づくりに参加しています。
2025年5月30日(金)~6月1日(日)の日程で、横浜国立大学キャンパスを会場として日本家政学会大会第77回大会が開催されました。今年のテーマは「ウェルビーイングと家政学-誰一人取り残されない共生社会をめざして- 」。最終日の一般公開講演会では、副専攻プログラム地域課題実習「サコラボ」代表学生の都市科学部4年生の寺澤慶君と藤岡が、家政学がご専門の佐桑あずさ先生のコーディネートにより「大学が地域連携で取り組む異世代互助の暮らしづくり」と題して、来年で10年目を迎える学生入居事業と学生活動のようす(左近山団地)を話題提供しました。たくさんの方に会場にお越しいただきありがとうございました。左近山団地における学生活動のようすは、中学校の家庭科教科書にも掲載されました。
今年も都市イノベーション学府AT(建築理論)スタジオがスタートしました。建築計画研究室では建築史・建築芸術研究室と共同で、県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)との博学連携の可能性に取り組みます。博物館は昨年の建物竣工120周年を経て、今年から長期の休館に入りました。休館中だからできることとして、建物の歴史や魅力のアーカイブ化、周辺地域(馬車道通りや弁天通り)との関わりのアーカイブ化をすすめ、2026年9月の再オープンに向けて県立歴史博物館が地域にとってますます欠かせない存在となることを目指します。
羽沢横浜国大駅周辺まちづくりプランが横浜市地域まちづくり推進条例に基づき、市長より組織及びプランの認定を受け正式にスタートしました。