PROJECT NEWS

常盤台地域では、まちのメインストリートである大池道路沿いの二つ台商店街が最近解散しました。こうした商店街組合の解散は各地で起きているようです。生まれた空き店舗、空き地は見方を変えれば地域資源。研究室では地域と共に、子どもからお年寄りまで集える場所としてのポテンシャルを育てていくことを考えています。名付けて「ときわあそびフェス」。羽沢地域バージョンも企画中です。

横浜市立大学金沢八景キャンパスにおいて、地域と妊婦さんとの関係をつくるお産歩講座(第2回)に参加しました。今回も残念ながら妊婦さんの参加申し込みはなかったのですが、横浜市立大学(三輪ゼミ)、関東学院大学(看護学部)、東京都市大学(松橋ゼミ)、横浜国立大学(建築計画研究室)の4大学合同講座となりました。こども目線棒、ベビーバギー、妊産婦体験キットなどを用いた体験型の内容でした。幼児の歩く速度を意識しながら、歩く速度がすこしゆっくりになるだけで見えてくる世界が変わることに気がつきました。

お産歩講座

2024年06月16日

横浜市立大学みなとみらいキャンパスにおいて、地域と妊婦さんとの関係をつくるお産歩講座(第1回)に参加しました。残念ながら妊婦さんの参加申し込みはなかったのですが、助産所の方や区役所の方が参加され、孤立しないためのお産歩マップづくりを体験。横国チームは大学西門周辺のお産歩マップをつくりました。出産・子育て目線で見ると、知っているようで意外と知らなかった場所をたくさん発見しました。何より、一人ではなくみんなでわいわい話しながらマップをつくることがポイントだと気づきました。

常盤台・羽沢地域では、昨年度に引き続きまちの中に居場所を実践的に作り出していく取り組みを今年度予定しています。5月25日には第60回ワークショップが開催され、一日限定でまちに居場所を生み出すための、モノ、コト、仕掛けなどについてアイデアを出し合いました。

第59回のワークショップでは、今年度のまとめと来年度に向けて話し合いました。また、建築学科3年建築理論演習の課題成果(地域の長老へのヒアリングを行い、まちの魅力を聞き書きしビジュアルにまとめたもの)をお披露目しました。