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建築学会大会発表

2024年08月30日

2024年8月28日から30日にかけて明治大学にて日本建築学会大会(学術講演発表会)が開催されました。研究室からは11編の研究発表を行いました(仕事等の都合で11編のうち2名欠席)。みなさんお疲れ様でした。

今年初開催となった、ときわあそびフェス、地域の方々にサポートしていただきながら無事に終了しました。常盤台地域ケアプラザ・コミュニティハウスと、大池道路沿いの空き区画の2箇所を使って居場所を創り出す試み。ケアプラザではフリマの他に竹を使った工作と昔遊びコーナー、流しそうめんなど。大池道路沿いの空き区画ではかき氷と駄菓子、nikiコーヒーさんのコーヒースタンドも。2箇所を巡る子どもや親子の姿も多く見られました。事前準備・当日運営に走り回った学生のみなさんお疲れ様でした。

今泉台夏祭り

2024年08月03日

毎年恒例の、今泉台夏祭りに参加しました。朝9時に地蔵尊前に集合し無事を祈願。御神輿をかついで住宅地内を練り歩きました。こども神輿もありました。行く先々で、玄関先で待っていて水をまいてくださる方もたくさんいらっしゃいました。郊外住宅地だけど地域に根付いたお祭りとして歴史を感じました。しかしとにかく暑かった~。

地域にはいろいろな公共施設が立地していますが、横浜市の「地域ケアプラザ」と呼ばれる施設もそのひとつ。地域包括支援センターやデイサービスセンターなどが入り、高齢者向けの介護相談や通所介護施設として主に使われていますが、多世代が使えるように多目的スペースが設けられていることも特徴のひとつ。施設と地域の相互浸透によって、安心感や地域への愛着が生まれるとの仮説のもと、今年は地域の子ども達にケアプラザに来てもらい楽しめる企画を左近山地域ケアプラザと連携して実践しました(小学生ケアプラザ★もっと知って事業)。

ゼミ旅行

2024年07月28日

コロナ禍を挟んで5年ぶりのゼミ旅行を行いました。群馬県太田市駅前に2017年4月に開館した、美術館と図書館の複合施設(太田市美術館・図書館)を視察し、館長・元館長、職員の方々のご協力を得て、施設運営管理サイドから見た可能性や課題について学びました。大変なことはもちろんありますが、地域の人にも、職員の方にも大事にされている建築だということがよく分かりました。太田市を離れて川越市の蔵造りの町並みを視察。ちょうど夏祭りの開催日でたくさんの人手。蔵造り資料館でまちの歴史や資料館の展示手法について学び、菓子屋横丁などを散策。天候にも恵まれて充実したゼミ旅行になりました。

大学近くの元精肉店を改修し、シェアキッチンを備えた多世代交流拠点と学習塾の併設した居場所をつくる企画が実現に近づいています。この学習塾では、中学生向けの勉強サイトを運営している大学院生YouTuberにオンサイトでも会うことができます。まちづくりに取り組んでいる常盤台地域にとっても、最近解散した商店街にこうした多世代交流拠点が生まれることはかねてからの悲願。2024年7月21日(日)に開催されたまち普請事業(一次コンテスト)では、トップ通過!。

2024年 7月 17日(水)12:30から横浜国立大学建築学棟8階北スタジオにて、卒業研究中間発表会が開催されました。建築計画研究室から今年は5名(うち1名卒業設計)が参加。中高生を中心とする青少年の居場所ニーズの変化、中高校生の文化部活動の増加と地域移行、団地のソーシャルキャピタルと学生居住の7年、公共住宅のヘリテージ継承のあり方、インフォーマルな都市活動の生成装置(設計)などなど、今年もバラエティに富む研究テーマが生まれています。

常盤台地域では、まちのメインストリートである大池道路沿いの二つ台商店街が最近解散しました。こうした商店街組合の解散は各地で起きているようです。生まれた空き店舗、空き地は見方を変えれば地域資源。研究室では地域と共に、子どもからお年寄りまで集える場所としてのポテンシャルを育てていくことを考えています。名付けて「ときわあそびフェス」。羽沢地域バージョンも企画中です。

横浜市立大学金沢八景キャンパスにおいて、地域と妊婦さんとの関係をつくるお産歩講座(第2回)に参加しました。今回も残念ながら妊婦さんの参加申し込みはなかったのですが、横浜市立大学(三輪ゼミ)、関東学院大学(看護学部)、東京都市大学(松橋ゼミ)、横浜国立大学(建築計画研究室)の4大学合同講座となりました。こども目線棒、ベビーバギー、妊産婦体験キットなどを用いた体験型の内容でした。幼児の歩く速度を意識しながら、歩く速度がすこしゆっくりになるだけで見えてくる世界が変わることに気がつきました。

お産歩講座

2024年06月16日

横浜市立大学みなとみらいキャンパスにおいて、地域と妊婦さんとの関係をつくるお産歩講座(第1回)に参加しました。残念ながら妊婦さんの参加申し込みはなかったのですが、助産所の方や区役所の方が参加され、孤立しないためのお産歩マップづくりを体験。横国チームは大学西門周辺のお産歩マップをつくりました。出産・子育て目線で見ると、知っているようで意外と知らなかった場所をたくさん発見しました。何より、一人ではなくみんなでわいわい話しながらマップをつくることがポイントだと気づきました。

常盤台・羽沢地域では、昨年度に引き続きまちの中に居場所を実践的に作り出していく取り組みを今年度予定しています。5月25日には第60回ワークショップが開催され、一日限定でまちに居場所を生み出すための、モノ、コト、仕掛けなどについてアイデアを出し合いました。

2023年度

2024年04月01日

「遊べるイスにみる地域の交流拠点のあり方-製作過程から利用における多世代交流の形-」

2024年度メンバー

2024年04月01日

卯川 遍,西村 明日香,長谷川 明香,平田 雄基,望月 那菜美

高等学校の家庭科副教材として作成された資料集、第7章「実践!住生活」のなかのコラム「建築学の世界を知ろう!」執筆(藤岡)。

横浜国大西門前に2009年に建設された横浜市常盤台地域ケアプラザ・コミュニティハウスを契機として、住民が主体となった福祉のまちづくりが進んでいます。研究室では、地域の課題に沿ったワークショップを年3~5回程度企画実施し、地域が自ら考えるためのプラットフォームを支援します。羽沢横浜国大まちづくり協議会とも連携し、地域の居場所づくりなどに取り組みます。

左近山団地(UR賃貸・分譲)と県営笹山団地では、横浜国大生の学生入居事業が同時進行中です。高齢化の進む住宅団地において、人的・物的な地域資源を活かした持続可能な異世代互助の仕組みづくりに取り組みます。 たとえば、左近山団地では2020年から地域ケアプラザと連携し、地域の高齢者や子どもが楽しみながら参加できる企画(講座)を学生参画で実施しています。

都市活動(仕事と住まい)の多様な更新を可能にしてきた防火帯建築と生活街区(立体町家街区)構想からまちを継ぐ作法を学び、歴史的中心地における都市のヘリテージ継承に取り組みます。子どもから大人まで、共に楽しみながら学べるオリジナル建築まちあるきプラン(マップ)を考案・実践し、生きたヘリテージ継承のあり方を考えます。

第59回のワークショップでは、今年度のまとめと来年度に向けて話し合いました。また、建築学科3年建築理論演習の課題成果(地域の長老へのヒアリングを行い、まちの魅力を聞き書きしビジュアルにまとめたもの)をお披露目しました。

最期まで住み慣れた地域で生活が継続できるための、分散型継続居住システムの実現を目指して活動しています。2013年度から研究をスタートし、地域が主体となり設立したNPO法人タウンサポート鎌倉今泉台とも連携し、これまで地域の空き家データ管理や空き家活用などを支援してきました。引き続き空き家活用や地域にベンチを増やす活動などに取り組みます。

妊娠期から子育て期へと地域から孤立することなく 切れ目のない支援が受けられる環境づくりが課題となっています(例:改正母子保健法)。出産に終わらず、育児相談や産前・産後ケア、子育て支援などの包括的な役割が地域で期待できる助産所などにあらためて着目し、地域と胎児期からの子どもと保護者を結びつける活動に参加します。

2023年 9月 13日(水)~ 15日(金)に、京都大学吉田キャンパスで開催された「2023年度 日本建築学会大会(近畿)学術講演会」において、大学院都市イノベーション学府修了生の吉田宗谷さん(指導教員:大原一興 教授、藤岡泰寛 准教授)が「日本建築学会大会若手優秀発表賞(建築計画部門)」を受賞しました。
受賞となった研究発表は「丘陵郊外住宅地における高齢期の生活行動に関する研究 その5 購買行動と COVID19対応による生活の変化についての考察」であり、高齢化の進む郊外住宅地における購買行動の実態や変化を COVID19による外出自粛の影響もふまえ考察したものです。

2023年度メンバー

2023年04月01日

卯川 遍,川崎 浩輝,川島 多聞,長谷川 明香,羽田 光梨,平田 雄基,望月 那菜美,脇田 駿之介,宮沢 果歩

2022年度

2023年04月01日

「障碍のある子どもが孤立しない放課後の居場所に関する研究-地域コミュニティの拠点に位置する施設を対象として-」

2021年度

2022年04月01日

「⾼齢者介護施設における⾼齢期の就労に関する研究」(★:2022年度日本建築学会大会若手優秀発表賞(建築計画部門)「高齢者介護施設における高齢期の就労に関する研究」)

2022年度メンバー

2022年04月01日

安藤 真悠,宇野 友梨花,河野 葉介,篠沢 耕太,清水 悠斗,泉田 佑太,中川 貴裕,吉澤 歩